構造

長方形断面の断面性能計算ツール

梁や柱の計算ツールには断面性能が必要です。長方形断面の幅と深さを入力すると(呼び寸法ではなく実寸を使用してください)、強軸まわりの断面性能が求められます。

面積  in²
断面二次モーメント Ix = bh³/12  in⁴
断面係数 Sx = bh²/6  in³
断面二次半径 rx  in

計算式

図心を通る強軸まわりの長方形断面について:A = bh、I = bh³/12、S = I/(h/2) = bh²/6、r = √(I/A) = h/√12 です。

計算例

実寸 1.5 in × 11.25 in の 2x12 根太の場合:A = 16.88 in²、I = 1.5 × 11.25³ ÷ 12 = 177.98 in⁴、S = 31.64 in³、r = 3.25 in です。これらは NDS の補足表の値と一致します。

前提条件と制限

  • 中実の長方形断面です。孔や切り欠きは、断面性能を低下させます。
  • 弱軸の値はbとhを入れ替えます。

よくある質問

なぜ木材の寸法に呼び寸法ではなく実寸を使うのですか?

2x12 材は実寸 1.5 in × 11.25 in に仕上げられます。2 by 12 として計算すると、断面二次モーメント I を約 40% 過大に見積もることになります。

I と S の違いは何ですか?

I は剛性とたわみを支配し、S は曲げ応力(f = M/S)を支配します。

なぜ深さがそれほど重要なのですか?

I は深さの三乗に比例して増えるため、深さを二倍にすると梁の剛性は八倍になりますが、幅を二倍にすると剛性は二倍にしかなりません。

出典